入出金 (FLASHアニメ)　はこちら

現金・預金の「入出金」会計処理の一つの解決策です。

以下のテキストは、
ipadなどFLASH(swf)がご覧になれない方のために、入出金 (FLASHアニメ) のテキスト部分を抜き出したものです。
必要応じてご利用ください。

なお、FLASH(swf)は説明のために使用しているのみで、 Dmastersでは使用しませんので、念のため。

「入出金」処理を対象とするDmastersを「入出金master」と呼びます。

入出金masterは入出金データを一瞬で、完全な会計データに変換します。益子事務所では変換されたデータを基に、資金繰実績表を作成し、当日、遅くとも翌日にはメールで経営者にこの表をお送りしてしています。 その結果、経営者は前月末以前の資金の流れを、早ければ翌日に確認しています。 資金繰実績表の理解に簿記・会計の知識は不要です。会社は益子事務所に入出金データを伝送するだけで処理が完了しますので、会社に追加負担は生じません。また、会社実務担当者に特別な技能も必要ありません。月次決算が上がる(遅い会社は2ヶ月後)まで会社がどうなっているのか分からないという状況から確実に脱却できます。

入出金mastersの特徴は3つあります。
１つ目は圧倒的なスピードです。 例えば、１万件の預金データから会計データ(仕訳)を生成する時間はおよそ3分30秒です。 2つ目は圧倒的な正確性です。 機械に処理方法を覚えさせてしまえば、その後は正確無比な処理が行われ続けます。 3つ目は処理の完全性です。 データ処理の後、人間の手による個別修正を必要としません。
入出金masterはDmastersの要となっています。

機械(入出金master)が処理を行いますので、データの量により、スピートはほとんど影響を受けません。例えば、1千件の入出金データを処理しても、1万件の入出金データを処理しても、処理に要する時間の差は、2分程度です。この結果、益子事務所の顧問先は、入出金データを益子事務所に提出した当日、もしくは翌日には、処理済の会計データを入手できています。
後はこの会計データを各社の会計機にインポートすれば資金関係の会計処理は終わってしまいます。
会計機インポート後に個別手修正を必要とする、いわゆるインポータ―とは別物ですので、念のため。

機械(入出金master)が処理方法を覚えてしまいますので、一度覚えた処理は、何度でも繰り返し再現されます。処理の過程で人間の判断により、より適切な処理に変更されることがありますが、それも機械が処理方法を覚えてしまいますので、結果的に機械には、最善の処理方法が蓄積される結果となります。これは実務担当者の変更に影響を受けることなく、最善の処理が常に行われ続けることを意味します。
なお、ある時期に処理方法が変更された場合、それ以前の作成済会計データを変更後の処理方法を適用して再処理することも可能です。入出金masterは圧倒的な処理スピードを持っていますので、1ヶ月分のデータでも、12ヶ月のデータでも、同様に処理を行うことが可能であるため、このようなことが可能になります。

完全の定義は一義ではありませんが、ここでは、処理後に人間の手による個別修正が必要ない状態を完全である状態と考えます。
処理後の個別手修正を不要とするためには、各勘定間の資金移動の調整、振込額の振込手数料分離、借入金の利息分離、源泉所得税の分離、売掛金入金時引手数料処理、買掛・未払金支払時引手数料処理、EDI情報を利用した部門別処理等々、種々の工程が必要ですが、それら全てを入出金masterが自動処理を行います。
以上の加工処理の結果、処理後には、各資金勘定残高は一致します。預金や現金の口座数に関係なく全口座残が一致します。また、処理された会計データは完全な部門別の会計データとなっています。

入出金masterの圧倒的な処理スピードの結果、月明け早々に、前月末以前の会計処理済データが入手できることになります。この時点で、直接法による資金繰実績表(資金使途、支払先まで確認可能な日次・月次キャッシュ・フロー表)を作成することが可能です。この表で、前月末以前数10ヶ月の資金の流れを月次・日次・個別ベースで即座に経営者自身が確認することができます。益子事務所の顧問先には、月末の翌々日までには、この表がメールで届けられます。この表は、個別支払先まで確認でき、かつ、利用者による2次加工が容易に行えるように、EXCELベースで提供されています。この表の最大の特徴は、発生主義による会計処理が行われる前であるという点です。発生主義による会計処理は必要ですが、同時に大きな欠点を持っています。処理担当者のバイアス(会計処理の選択)です。資金繰実績表はこのバイアスを排除した数値、つまり事実としての結果をストレートに表示することができます。

処理対象となる入出金データはネットバンクからダウンロードした預金入出金データ、EXCEL等の出納帳や各社サーバー上の入出金管理データが一般的ですが、電子データであれば、形式は問いません。PC画面のハードコピーであっても電子データであれば大丈夫です。
EDI情報や摘要のマーク等があれば、部門別の処理が可能となります。例えば、電気・ガス・水道・電話等の引き落としを各部門別に処理することができます。
また、預金入出金データ等のカタカナは、通常の日本語(カナ・かな・漢字)に自動変換されますので、会計データは通常の日本語による検索ができます。

入出金masterも一度はどこかで人間の判断を必要としますので、新規に発生した取引(過去に例のない取引)については、その処理方法を会社の実務担当者に伺いします。ただし、一度お伺いした処理方法について、二度とお伺いすることはありませんので、質問の数は可能な限り減少します。経験上、過去に例のない取引(機械で自動処理できない取引)の発生率は5%未満です。
入出金masterの導入により生じる実務上の追加的な負担はありません。
入出金データを益子事務所サーバーに伝送、もしくはメール送信するだけですので、追加的な作業、及び特殊技能は必要ありません。

会社管理において、入出金(資金の動き)の会計処理は最重要事項です。この部分を正確に処理管理しないと、全体としての会計数値の信頼性も保てません。逆に言えば、この部分さえ正確に処理しておけば、全体としての会計数値の信頼性を保つことができると考えています。
どこかに入出金データが電子データとしてあれば、それをそのまま使い回して、機械で処理を行ってしまい、かつ、その後の人間による個別修正を極力排除するしくみを作ることで、上記の目的を達成しています。

入出金masterは顧問先への貸出を行っておりません。
益子事務所にて、顧問先より入出金データをお預かりして会計データに変換の上、データ預り当日もしくは翌日に会計データを各顧問先にお送りして運用しています。
入出金masterには、益子事務所で長年培った膨大なノウハウが詰まっているため、外部に公開したくない、というのが入出金masterの貸出しを行っていない理由です。
入出金masterはDmastersの要となっています。

以上が、入出金 (FLASHアニメ) のテキスト部分です。

なお、簡易版として　入出金 (YouTubeビデオ)　を用意していますので、よろしければそちらをご覧ください。