以下のテキストは、 ipadなどFLASH(swf)がご覧になれない方のために、分布 (FLASHアニメ) のテキスト部分を抜き出したものです。 必要応じてご利用ください。 このFLASHはGshot説明用に制作したもので、4枚のスライドを利用して、「分布」グラフの簡単な見方・操作を説明しています。 画面にマウスをかざすと、そこに「吹き出し」が出ると共に、画面下にに「コメント」が出るようになっています。 ここでは「吹き出し」を、 「コメント」をで表現します。
なお、FLASH(swf)は説明のために使用しているのみで、 Gshotでは使用しませんので、念のため。
分布図利用のポイントは2つあります。 1つ目は、スクリーニング機能です。問題のある、検討を要すべき部門を素早く見つけ出す機能です。 2つ目は、ベンチマーク機能です。各部門の相対的重要度を容易に正しく把握する機能です。会社にとって売上・利益ともに大切です。売上と利益の関係が常に一定であれば、売上だけを見ていればよいのですが、多くの場合、売上と利益の関係は一定しません。そのため儲けが薄い売上の大きな顧客等に経営資源を配分しがちです。 ここでは、スクリーニング機能を中心に検討を行います。
201105までの5ヶ月合計値で集計を行っています。 例えば、最新年度末(201012)を選択すれば年度(12ヶ月)で集計表示が行われます。また、最新月(201105)の状態で「月次」を選択すれば最新月(1ヶ月)の数値で集計表示が行われます。
@分布図--抽出結果
全部門が81部門あり、 そのすべてが表示されています。 売上額・利益額・会社・管轄を組み合わせて絞り込みを行うことができますが、まずは全体を眺めます。全体の売上合計・利益合計・部門件数が表示されています。
ここより上が黒字の部門です。 赤字の部門が多数存在していることが分かります。
この辺りが要注意エリアです。 このエリアにある部門は、相対的に売上があるにも関わらず、利益の出ない部門です。
利益の上限をゼロとしています。 結果的に赤字部門のみが表示されます。更に、利益額の下限、売上額の上限・下限、および会社・管轄を設定することで、より的確に問題部門を探し出すことが可能です。
金額抽出された部門の数値及び構成比が表示されます。 全81部門のうち35部門(構成率43%)が赤字であることが分かります。 また、この35部門の売上合計3,743万円(構成率14%)、利益合計 △1,538万円(構成率△21%)であることも同時に表示されます。
この状態で「対前期」を選択すると この状態で「対前期」を選択すると、「対前期利益額がゼロ以下」の条件になりますので、結果的に、対前期で利益が減少した部門のみが抽出されることになります。
相対的に売上額がありながら、 赤字となっている部門があります。 売上の大きい部門は大きく利益を出す可能性がある一方で大きな損失を出す可能性を内包し注意が必要です。プロット(部門)をクリックして、部門名を表示し、時系列損益グラフを表示できます。VIDEO参照。
利益の上限に売上の下限条件を加えてみました 結果的に、相対的に売上があるにもかかわらず、利益がマイナスとなっている部門が抽出されます。
以上が、分布 (FLASHアニメ) のテキスト部分です。
なお、分布 (YouTubeビデオ) も用意していますので、よろしければそちらもご覧ください。